A/Bテストにおいて「リモート・ユーザテスト」が効果的な理由 | Optimizely 正規代理店イー・エージェンシー
  • 2015年03月13日

A/Bテストにおいて「リモート・ユーザテスト」が効果的な理由

A/Bテストをより加速させるために有効な「ユーザーテスト」について、社内向け勉強会を開催しました。

「仮説の重要性」と「ユーザテストの価値」をテーマとした勉強会をレポートします。

 

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勉強会の様子

 

なぜA/Bテストで仮説構築が重要か?

 

仮説がないことの3つのリスク

1. パフォーマンス低下
2. 時間浪費
3. 知見化されない

 

初めてA/Bテストを使う人で失敗しやすいパターン。それは仮説を立てないことです。とにかく行き当たりバッタリでA/Bテストを実施すると、効率が悪くパフォーマンスが低下します。また何をもって成功か分からず知見化されにくいです。

 

仮説があることの3つのメリット

1. パフォーマンスの向上
2. クイック・ウィンの実現
3. 組織としての知見獲得と集積

 

仮説検証する事により、何を持って失敗か成功かが明確になり、次の行動に移りやすくなります。
また組織として有益なデータを集積できることにより、結果として「中長期的な競合優位性の獲得」に繋がります。

 

A/Bテストにはどんな仮説が有効か?

「仮説」と一言にいうが、仮説にはどんなものがあるのか?

仮説の種類を大きく分けると、「ユーザ心理レイヤー」と「UIレイヤー」の2つに分けられます。

 

心理レイヤーとは?

価格を知りたい、レビューを見たい、他の商品と比較したいなど、行動に移るまでの人間心理を表します。例えば、あなたが評判の化粧水をインターネットで購入しようと考えてるとき、価格を知りたいと考えること。それが心理レイヤーです。

 

UIレイヤーとは?

WEBの使い勝手、導線などの操作感、文字が小さい、文章が長い、購入ボタンの位置などWEBと人間の接点、それがUIレイヤーです。

 

なぜ「UIレイヤーの仮説」よりも「心理レイヤーの仮説」が重要なのか?

1. 成果が出やすい
2. 学びを展開しやすい
3. 説得力を持ちやすい

 

UIレイヤーだけに頼るサイトは、改善に限界があります。また、UIレイヤー仮説では他のデバイス(例えばPCサイト → スマホサイト、チラシなど)には展開できません。しかし、心理レイヤーはUIレイヤーに比べ、他のデバイスにも横展開しやすいです。

 

なぜ「心理レイヤーの仮説」を得るにはユーザテストが有効なのか?それ以外の方法ではダメなのか?

心理把握によくあげられるツール・手法には定量的アプローチである、ヒートマップ、DMP、ソーシャルと、定性的アプローチのアンケート、専門家レビュー、ユーザテストがあります。

 

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まず定量的アプローチのヒートマップ、DMP、ソーシャルには行動データしか分からないという限界があります。心理レイヤーの仮説に必要なアプローチには直接的問いかけが必要です。

 

では定性的アプローチの3つはどうだろう。アンケートは短期記憶の保持時間が10数秒とあまりおススメできません。。次に専門家レビューだが、これも特定の「専門領域」の心理しか知らず、一般的にはおススメできません。

 

最後に残ったユーザテスト。ユーザテストは行動時の心理状態を実測できる唯一の方法であり、
心理把握にあげられる6つのツール・手法の中でユーザテストは行動時の心理状態を実測できる唯一の方法で、最も有効性が期待されています。

 

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ユーザテストについて

従来のユーザテストには2つのパターンしかなかった。1つが同僚や友人を呼びテストを実施する「簡易ユーザテスト」。もう1つがモニタを呼び集め行なう「本格的ユーザテスト」です。

 

「簡易ユーザテスト」は低価格で実施できるが、モニタの年齢や職業が偏る傾向が多いです。

 

「本格的ユーザテスト」は信頼できるデータを集めることができますが、価格が高いため、資金に余裕がある大手企業のみの実施となっていました。

 

リモート・ユーザテストについて

そこで注目されているのは、「簡易ユーザテスト」と「本格的ユーザテスト」の中間、「リモート・ユーザテスト」です。

 

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「リモート・ユーザテスト」は全国10,000人の中から最適なモニタを抽出し、自宅にいながらマイクで音声を録音しながら、PC画面・スマホ画面の利用様子を録画するテスト方法です。これにより、全国からモニタを同時に集める必要も無く、低価格でユーザテストを提供する事が可能になりました。

 

総括

今回の勉強会で一番驚いたのは、自由参加に関わらず、東京社員の5分の1が出席した事です。
とても参加率が高く、勉強会を受けたスタッフの声を聞いても「理解しやすく非常に満足している」との声が多かったの印象的でした。

 

今後、A/Bテストを検討される方は、リモート・ユーザテストも合わせて試すことをオススメします!

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グループワークの様子

 

 

今回ご協力頂いた講師ご紹介

株式会社ポップインサイト
代表取締役CEO 池田朋弘様

 

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経歴

2008年早稲田大学卒業後、株式会社ビービット入社。中古車一括査定申込数1.5倍など200社以上に提案。
2013年、株式会社ポップインサイトを創業。創業2年足らずで1000件以上のリモート・ユーザテストを実施。


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