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  • 2017年03月13日

最適化施策に様々な人々を巻き込む方法6ステップ

原文:
https://blog.optimizely.com/2016/02/01/how-to-get-everyone-involved-in-optimization/

全社的に最適化に向けた環境の構築に取り組んでいる最中であっても、まさに開始しようとしている段階であっても、組織のあらゆるところからA/Bテストのアイデアを得ることで様々な意見を自身の最適化戦略に取り入れることができます。戦略的なテストアイデアというのはマーケター、カスタマーサポート、営業、役員または、直接顧客と接触がない人達からでさえも提供されることがあるのです。

会社を横断してアイデアを得ることで、社内の信頼性や最適化を行うための権限を得ることが出来るとともに、最適化を担当するチームの効率上昇やカスタマーエクスペリエンスに影響を与えるアイデアの獲得も可能です。また、上記によって、テストを実施することに対してのよい雰囲気が生まれます。以下より、よいテストアイデアを提案する場の作り方や組織内の従業員を引き付ける方法、そして最適化プログラムのポテンシャルを示す方法を記載していきます。

組織全体からテストアイデアを得る時間がなければ、大きく勝ちを得られない、または、訪問者がウェブサイトやモバイルアプリ上でコンバージョンしないという問題を解決できないリスクを負うことになります。

以下に、テストアイデアの提案コンペの作成法を最初から最後まで説明します。

1.内部調査と入力フォームの作成

テストアイデアの提案フォームサンプル

シンプルで簡潔なフォームの作成から始めましょう。Google Formsは簡単に作成、共有ができるため、最も人気のあるフォームとなっています。その他にもたくさんの選択肢があります。社内のチームの中には、JIRAやTrelloといった人気のあるプロジェクト管理ソリューション上で提案のフォームを作成している人たちもいます。

フォームは、知見とアイデアを素早く入手することを目的として、短く簡潔なものにすることが望まれます。提案者の名前、テストアイデア、簡潔な文章、そしてテストの持つ主要目標といった基本情報を含んでいます。

2.ルール策定と報酬

コンペ形式で、アイデアの提案フォームを作成することにより、アイデアの質と量が上がります。また、参加者にとって、分かりやすく、やる気を起こさせるようなフォームにするために、前もって役割を決め、動機形成をする時間を確保しましょう。

以下に質問提示例を記載:

  • アイデアを提案するのにどれくらいの時間を要するのか?
  • 参加する上で求められる資格はあるか?(顧客対応 vs 内部チーム等)
  • アイデアを提案する際の期限は?
  • 参加者は複数のアイデアを出してもよいか?
  • 何かしらの賞はあるのか、またはただ参加するのか?
  • 何を持って勝ったアイデアとするのか?(テストされたアイデア、または改善に成功したアイデア)
  • 勝ったアイデアに対しての報奨金、または賞はどうするか?

頻繁に寄せられる質問をドキュメント化し、メール、ドキュメント、Wikipedia、社内のドキュメントが格納されているその他の場所など、あなたが社内で広く何かコミュニケーションをする際に使用しているものにそれらを含めるようにしましょう。

3.アイデアを生み出すテーマの提供

受け取ったアイデアが実際にテストしようと考えていたものか確認するために、テストについて既に考えている内容を共有しましょう。最も重要な最適化戦略のテーマはなにか?コンバージョンを増やすために考えられる高い価値を持ったファネル、フローまたはページはなにか?等。

このフレームワークを説明する一つの方法がコンバージョン”テーマ”です。Hotwire社のPauline Marol氏はテストアイデアをまとめるコンバージョンテーマを使用し、優先順位付けを行いました。そこでコンバージョンテーマ内に当てはまるものは、高いプライオリティーを付けられました。

コンバージョンテーマは以下のアイデアを含みます:

  • 戦略的な企業構想
  • 価値のあるカスタマーセグメント
  • 指針の設計
  • モバイルの経験
  • 行動の心理的影響
  • テスト済み&コンバージョンの見解

4. キックオフの開催

わくわく出来る環境を作りだし、コンペのアイデア提案のためのキックオフイベントを催すことで直接質問に回答をする機会を持ちましょう。あなたの所属する組織がテストに対してあまり知見が無いようなら、A/Bテスト、多変量テスト、チームの目的を確認する場を持ち、実際の成功事例などを会の目玉にしてみましょう。

社内のキックオフイベントで話しをする機会であったり、全社会議などが予定されている場で話をする機会があるのであれば、参加者に参加人数を増やすための方法を尋ねたり、テスト活動を聞いてもらう時間を設けましょう。

コンペとランチミーティングを結び付ることで、プロセスや目的、そして結果を共有することができ、テストとは何か?という議論まで深く足を突っ込むことも出来るでしょう。

5.イベントを公表する

とにかくシンプルにしましょう。
コンペを企画する際は、ビジュアルを用いて参加を訴えかけることにより、参加者を増やし、コンペ参加に対する自発性を持たせることができます。

また、チラシなどを作成することも一つのアイデアです。その際は、コンペの日付や参加を促すような文言、またはアイデアを提出するためのフォーム等を記載するようにしましょう。加えて、作成したチラシはメール等を用いて社内に広めるとよいでしょう。

6.実行する前に次のステップのプランを立てましょう

コンペにおける勝者をどのように決定しますか?アイデアの流入を管理するために何をしますか?どのアイデアを最初にテストするかをどのように優先順位付けしますか?コンペに参加してくれた人たちに対して、どのように実験の成果を伝えますか?

アイデアは長く有益な最適化へのプロセスの始まりにすぎません。コンペを開始する前に次のステップをドキュメント化し、役割や責任をしっかりと確認するようにしましょう。

また、どの実験を行うかの優先順位付けや実験のトラッキング、そして結果の共有等をまとめたテンプレートを事前に用意することは施策を実行する上でとても重要なものとなるでしょう。


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